ほんの少し前まで流行のスイーツといえば「タピオカ」一択でしたが、最近新たなスイーツとして「台湾カステラ」が若者や女性を中心に人気を集めています。
東京や大阪にはチラホラ台湾カステラのお店が登場し始めており、今後ますます人気になっていくことは間違いありません。
しかしまだまだ「台湾カステラって何?美味しいの?」という声も多いですよね。
そこで今回は台湾カステラの概要や味はもちろん、流行ったきっかけや魅力、万が一ハマりすぎてやめられなくなった時の対処法まで、丁寧に解説していきます!
台湾カステラはふわふわ食感が魅力のお菓子

引用:http://www.castorle.com/
台湾カステラとは、現地で「現烤蛋糕(シエンカオダンガオ)=焼きたてのケーキ」と呼ばれる伝統的な家庭菓子です。
日本でカステラといえば、しっかりと存在感を感じられる食感の「長崎カステラ」を思い浮かべる人が多いでしょう。
しかし、対する台湾カステラはふわふわと柔らかい食感が最大の魅力。
カステラというよりも雰囲気はスフレケーキやシフォンケーキに近く、口の中で溶けていくような食感を楽しめます。
日本のカステラほど甘くないのが一般的で、その軽い味わいに病みつきになる人が後を絶ちません。
台湾カステラが流行ったきっかけ
台湾カステラブームを作ったのは、韓国だといわれています。
2016年ごろから韓国で台湾カステラが流行し、都市には台湾カステラ専門店が多く立ち並んだそうです。
日本には、その韓国の流行が流れてくる形で台湾カステラが広まりました。
ちなみに台湾カステラブームを生み出した韓国ですが、「添加物不使用」で人気だったお店が実は大量に乳化剤や膨張剤を使っていたことが判明し、現在人気は下火になってしまったそうです。
台湾カステラの魅力
日本では2020年頃からじわじわと注目を集め始めた台湾カステラ。人々を魅了する台湾カステラの魅力とは一体何なのでしょうか?
大ボリュームでインスタ映え
台湾カステラは、ぱんぱんに膨れ上がったボリューム感も魅力の一つです。
空気をたくさん含んで美味しそうに膨らんだ台湾カステラは、お皿に盛りつけた際のインスタ映えもばっちり。
また、サイズこそ大きいですが含まれる砂糖の量は他のスイーツに比べて少なめで、カロリーが低いところも女性から愛される理由でしょう。
色んな食べ方やフレーバーがあるので飽きにくい
台湾カステラはフルーツやクリームをサンドしたもの、ナッツやチョコをトッピングしたもの、抹茶味やイチゴ味など、さまざまな味を楽しめます。
また、焼きたてはもちろん冷やして食べても美味しいとのことで、多彩な食べ方ができる点も魅力です。
家でも簡単に作れる
台湾カステラに必要な材料は、
- サラダ油
- 卵
- 薄力粉
- 牛乳
- 砂糖
のみであり、15分~30分程度の調理時間で作ることができます。
どの家庭にもあるような材料かつ短時間で作れるところも、コロナによるお家時間が増えた時代とマッチして人気を集めました。
台湾カステラがやめられなくなったら!?
「台湾カステラに興味があるけど、美味しすぎてハマりすぎたら怖いな」と考える人もいるかもしれません。
事実、近年チョコレートなどの甘いものを止めたくても止められない人が増えています。
そして、そんな人に知ってほしい考え方が「ハームリダクション」です。
ハームリダクションとは、健康を害するような行動をただちに止めるのではなく、量を減らしたり代用品を上手に使ったりしながら、少しずつ状況を改善させていくという考え方。
当サイトにはさらに詳しくハームリダクションについて説明しているページがあるので、興味があればぜひお読みくださいね!
まとめ
コロナによるお家時間の効果も相まって、ぐんぐん注目度を上げてきている台湾カステラ。
長崎カステラとは異なる、独特の食感に興味を持った人もいるのではないでしょうか?
台湾カステラはお家で作れるだけでなく、お取り寄せグルメとして楽しむことも可能です。
話題の新食感スイーツを、是非一度ご賞味ください!