『週刊少年ジャンプ』(集英社)で2016年11号から2020年24号まで連載。大正時代を舞台に主人公が鬼と化した妹を人間に戻すために戦う姿が描かれている。今では映画興行収入第一位となるほどの人気となったが、実はこの作品の誕生には秘話がある。
作者である吾峠呼世晴は、まだ無名だった頃(2013年)、家族に促されJUMPトレジャー新人漫画賞に応募し、鬼滅の原作となっている『過狩り狩り』でなんと佳作を受賞してしまったのである。
当初、編集担当者も理解できぬほど特異な構成とキャラクターだったが、先輩や編集者の意見を参考に、より親しみやすくわかりやすいものに調整することで『鬼滅の刃』は連載作品として選ばれ発表されることになった。